人事から変える
人事は経営のパートナーに進化する
その人事制度、
御社にとって適切ですか?
「御社の人事制度はどんな目的を持って、どのようなプロセスで策定され、今なぜ運用されていますか?」
こんな無邪気な質問に、あなたは明確に答えられますか? 従来の制度を継承していたり、どこかの制度をコピーしたり、なんとなく決まっていたり…説得力のある答えを返すのは、難しいのではないでしょうか。
人事制度は組織図の基礎を定め、従業員の評価や報酬にも影響する、いわば会社の屋台骨。にも関わらず、その設計思想には、あまり関心を持たれていないようです。今の人事制度が「本当に自分たちにとって適切なのか?」、経営者や人事担当者の皆さんは、いちど疑ってみてはいかがでしょうか?
チェックポイントはたった2つ。「経営戦略を具現化しているか」「従業員の皆様を本当に幸せにするか」です。もし、無視できないほど大きい矛盾を発見したら、人事制度の改革に着手してください。特に今まさに成長フェーズにある事業には、インパクトの大きい改革になるはずです。
決められた人事制度の中で、人事が役割をこなす時代は終わりました。これからの人事担当者は、経営者と同じ目線でサポートし、組織と人材の成長を両立させる戦略家です。腕をふるう準備は、できていますか?
コンサル×クラウドの2軸で
人事から経営を変える
タレントマネジメント、人事管理システムと呼ばれるSaaSが百花繚乱の昨今。
低コストで人事部門の作業を効率化する便利なサービスですが、導入しただけでは人事および経営の本質的な課題は、何一つ解決できません。 人事制度を経営戦略に最適化するには、オリジナルの制度を自分たちでつくるか、外部コンサルタントらの支援が必要です。しかし、コンサルタントは希少な存在であり、1千万円以上のコストがかかるケースが少なくありません。
JOB Scopeはコンサルティングとクラウドの2つをサービスを両立し、経営戦略に基づく人事制度改革を一気通貫で支援します。日本版ジョブ型人事制度にフォーカスしたことで、最適なコストとスピードを実現しました。
「日本版ジョブ型人事制度」で
戦略人事を実現する
新卒一括採用、年功序列、終身雇用などを特徴とする日本の古い人事制度はメンバーシップ型と呼ばれます。右肩上がりの経済では機能していましたが、昨今では問題点も指摘され、欧米流のジョブ型人事制度が導入されるようになりました。
ジョブ型では非常に合理的な経営が可能ですが、そのままの形では、日本企業の文化にそぐわない点が多く残ります。私たちは、エッセンスを取り入れた「日本版ジョブ型人事制度」を構築し、JOB Scopeの思想、モデルの基礎としています。
制度の形によらず、大きな問題は経営戦略と人事が連動していないこと。本来、経営と人事は不可分であり、人事制度は経営戦略を具現化するものですが、多くの企業では経営と人事が別々の論理で動き、場合によっては利益相反や対立が起こっているのが現状です。
特に古いメンバーシップ型は、人材・組織ありきの人事が行われやすい仕組みで、成長フェーズの経営の足かせとなるケースが少なくありません。JOB Scopeは、企業理念、経営課題と戦略、組織の実態の現状を見極めてから、組織のあるべき姿を目指して人事制度を設計します。そのために便利なのが、職務を軸に人を割り当てるジョブ型の考え方なのです(下記に詳細を記載)。
私たちは戦略人事を実現する人事制度改革を、組織への定着まで見据えて、次の3STEPでフルサポートします。
人事制度改革を組織への定着まで
サポートする3つのSTEP
STEP01
経営の現状を
見える化
経営の現状は、内外のビジネス環境→ビジョン・ミッション→経営戦略→社内制度→組織運用の実態といった、一連の流れで理解します。組織の大元となる戦略や、現場での実態を把握することなく、人事制度を単体で設計しても、組織の本質は変わりません。
経営の現状を机上に並べてみると、残念ながら、理念から戦略、現場の戦術がどこかで分断していることが多く、その状態を見える化するだけでも大きな価値があります。場合によっては、コンサルタントが、ビジョン・ミッションの策定からお手伝いすることも。現状(As-Is)をしっかり理解し、あるべき姿(To-Be)を策定するのが、JOB Scopeの制度設計です。
STEP02
タスクを人事制度に
組み込む
経営の現状を明らかにしたあと、JOB Scopeでは経営戦略、戦術と人事を、非常に密接に連動させます。
ある商品を売るために「自社のリピーターを増やす」という戦略に対して、「ダイレクトメール(DM)を効率よく送る」などの具体的な方法が戦術。戦術を実行するためには、費用対効果を管理したり、DMを制作するなど細分化されたタスクがあります。
従来型の人事制度では、人材に対してざっくりタスクが割り当てられており、文書で明確に規定されることはまずありません。この状況では、誰も手をつけず放置されるタスクが残ったり、がんばった人が正しく評価されなかったり、という矛盾が起こります。さすがにDMを作り忘れることはないでしょうが、費用対効果の管理など、外形上プロセスが止まらないようなタスクは見落とされがち。経営視点で見れば、戦略上非常に良くないことです。
そうならないために、ジョブ型では、戦略を実現するための戦術、タスクを職務(役職)に規定し、その評価を人事制度で細かく規定します。やるべきことを見える化して、やった人、やっていない人を正しく評価する。経営課題を解決するために当たり前の仕組みを、人事制度にビルトインするのです。
STEP03
透明な人事モデルを
企業文化に
JOB Scopeが設計する人事モデルには、上司や経営者、人事担当者の属人的なマネジメントは、もはや入り込む余地がありません。その設計思想からして透明で公正、誰からも納得してもらえる制度です。
肝心なのは、コンサル領域で設計した人事制度をスムーズに実装、運用すること。一般的に組織は変化を嫌うので、従業員様へのレクチャー、タスクへの落とし込みは、丁寧に行う必要があります。
この際、新しい制度は会社のためであると同時に、人材にも大きなメリットがあると理解してもらうことが、とても大切です。システムの導入から定着まで、カスタマ―サクセスチームが完全サポートします。
JOB Scope Modelは日本式ジョブ型人事制度を組織に定着させるための具体的なプロセスです。
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